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Yusuke WATANABETakuya MATSUNO Shigekazu HIGUCHINagisa TAKEUCHI

My Vision, Our Mission

私の理想、私たちの使命

vol.01

マツノ技研·設計部座談会

 設計に込める誠実。

vol.01

マツノ技研·設計部座談会

 設計に込める誠実。

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燃料を安全に、そして美しく貯蔵する。そのための設計を担うマツノ技研設計部。日々「正確さ」と「誠実さ」が問われる現場には責任と覚悟が宿っている。今回集まったのは竹内さん、渡邊さん、樋口課長、そしてマツノ技研代表の松野社長。異なるキャリアと視点を持つ4人が、そんな日々の仕事、チーム、そして“設計”という仕事への想いを語り合った。彼らの言葉、想いはマツノ技研への意見書となるか、賛美となるか。

 

それぞれの原点

 

竹内 私は入社3年目です。設計業務をはじめ、消防関係の申請なども担当しています。前職は建築資材を扱う会社、いわゆる建築の世界にいました。そうした時間の中で、ものづくりの現場でよりダイレクトに成果が見える仕事がしたいと考えマツノ技研に入社しました。転職して驚いたのは、設計者が本当に“最初から最後まで”関わること。自分の描いた線が、現場で実際の形になっていく。完成後にはお客様が「ありがとう」と言ってくださる。それがすごくうれしくて、今は毎日が充実しています。

 

渡邊 広島出身です。機械工学を学んできました。前職もプラント関連の設計でしたが、発注側の立場。そこでは見えないモノ·コトがあって、もっと設計の視野を広げるためにも、より設計の現場に自分を置きたいと考えました。マツノ技研では思っていた以上に裁量が大きく、責任も重い。でもその分、成長の手応えが大きいんです。

 

樋口 私は設計部の課長として入社しました。これまで長く機械設計の仕事をしてきましたが、燃料タンクや貯蔵設備は初めてです。設計の世界に40年いますが、まだまだ新しい発見がある。そこにワクワクしています。最初は「未知の分野に挑む」という緊張感もありましたが、設計の根本は同じ。これまでの経験が生かせていると思っています。竹内、渡邊の二人を支えつつ、社長の“無理難題”も受け止めながら(笑)、設計部を整えているところです。

 

“最初から最後まで”

 

松野 うちの設計部の特徴は営業段階から関わることです。営業がヒアリングをしている時点で、設計担当も同行し仕様をすり合わせていく。見積もりから詳細設計、施工管理、開所の立会いまで同じ担当者が責任を持って関わる。一般的な設計会社は図面を納めたら終わりです。これがマツノ技研のやり方であり、信頼の源にもなっているんです。

 

渡邊 最初から最後まで携われるのは、やはり大きな魅力です。 自分の図面が実際にどう施工されるのか、何が現場で問題になるのか、全部見える。すべてを理解して仕事ができるので、自分の中でも納得感が生まれます。それがやりがいにもなってくる。ただその分、案件を掛け持ちすると負荷も大きいですけれど。設計部としては人員を増やす、営業や施工管理との分担の仕方を工夫するなど、今後の課題もあります。

 

竹内 案件量がますます増えている中で、設計に加え、お客様とのやりとり、消防申請といった法令や自治体など外部とのやり取りも多い。すべての工程に関われるからこそ学びも多く、設計の幅も広がっていくのを感じています。これからは人員増も大切な課題。同時に、それに合わせた育成も大事になると感じています。

 

樋口 人を育てる環境づくりは必要です。設計はすぐにできる仕事ではありませんから。その上で設計の質を上げることがすごく重要なんです。質が上がることで個々の作業時間も短縮できるし、効率化できる。細部に向き合いこだわる竹内、プロジェクト全体を把握し調整してまとめる渡邊。アプローチは違いますが目的は同じ。その両者の個性は生かしながら効率が上げられるようリードしていきたい。設計者が現場までも見届けるからこそ、図面に対して責任感が生まれる。自分の図面に胸を張れる。それがプロの設計者の誇りです。そしてマツノ技研ならそれが可能になるはずです。

「なぜ」を持ち続ける

 

樋口 私はよく「なぜそうしたの?」と聞きます。設計というのは、ただ形を描く仕事じゃない。その形にはすべて理由があるんです。その“なぜ”を明確に言葉で説明できることが、技術者としての力です。設計者は“形の理由”を語れる人であるべきです。

 

竹内 「なぜ」と問われると、最初は緊張しますけど(笑)。自分の中で考えを整理するきっかけになります。

 

渡邊 技術者としては図面、数値、あらゆることに対して感覚ではなく論理的に説明することを心がけています。我々の検討過程を含めて丁寧に。そのためにも、自信を持って説明できるまで、設計を突き詰めることが大事ですね。

 

松野 私たちはBtoBがメインです。 お客様は専門知識が全くないわけではない。目的を持って発注されていますから。ただ、私たちがやっている燃料設備という分野は特殊な中でも特殊。法令的にも非常に難しい。だからこそ論理を立てることが大切なんです。ご担当が納得してくれないとまったく意味がない。彼らが会社の稟議を作成するわけですから。稟議書などを書きやすいように話すことが私における営業道ですね。

 

信頼を得るとは

 

竹内 お客様からの要望の中には、法的に難しいものもあります。そういう時、できないことを曖昧にせず、正直に話すようにしています。でも“できません”で終わらせず、“どうすれば近づけるか”を一緒に考える。そうやって信頼関係を築いていくことが大事だと思います。

 

渡邊 信頼は結果でしか得られないと感じるんです。設計した設備が間違いなく動いて、お客様が安心して使える。その積み重ねでしか信頼されないと。もちろん、日々のやり取りの中でも信頼を得る努力はしています。私の場合には納期をはじめ、時間を守ること。これは設計に限らないですけれど。

 

樋口 今の二人の回答にはそれぞれの性格が出ていますね。私は「誠実」「思いやり」「スピード」、そして「それ以上」という4つの言葉をいつも意識しています。お客様が期待していることを誠実に、思いやりをもって行うのは当然。その上でスピードをもって。そして、「それ以上」という“もう一歩先”をどう出すかで仕事の印象が変わるんです。こうした積み重ねが、最終的に“信頼”となる。

 

松野 設計で一番大事なのは誠実さだと思っています。仕事に一切のごまかしがない。嘘がないということ。マツノ技研の姿勢そのものといってもいい。また、「それ以上」は私も重視しています。お客様を驚かせ、感動させる。その積み重ねがマツノ技研への信頼を築いてきたんです。

 

“マツノらしさ”

渡邊 主たる事業は燃料設備。配管だったり、タンクだったり。でも建築や電気という違う分野も社内で網羅できている。プラントの設計をゼロから立ち上げることができるんです。しかも施工も、その後の運営までも。私たち設計の技術者はそのすべてを見て、知ることができるんです。それってマツノ技研ならではだと思います。

 

樋口 施工などの面では協力会社の存在があって成立していますが、協力会社との関係がたいへん強いのもマツノ技研の魅力ですね。同じ意志を持ってプロジェクトが進められるこの環境は、まさしく“マツノらしさ”だと思います。

 

松野 先ほど「思いやり」という言葉が出ました。この「思いやり」はお客様に対してだけでなく、協力会社さんに対しても持つべきことなんです。「つくりやすい」「安全」「理解しやすい」……そうした視点が設計にあるかどうかで結果が変わります。思いやりのある図面こそがマツノ技研の設計哲学。“マツノらしさ”であると。

 

樋口 その点では汎用性に重きを置いているのも“らしさ”ですね。その中で特性を出すという。

 

松野 設計において、可能な中で特注部材は使わないということを実践しています。欧米では規格がたくさんつくられていきます。設備などはそれに合わせた設計が行われる。そこで大切になるのは汎用性です。海外で学んだ経験の中で、最大公約数的なつくり方をすることが多い。たとえば、直近の自社プロジェクトとなったバイオ燃料施設ではプレハブ工法で施工を行いました。そこで採用した燃料貯蔵タンクは自社のオリジナル製品で、容量が32キロのものを導入しています。これは可搬性を重視した結論なんです。道路交通法において一般的に搬送できる最大サイズがそれ。こうした法規法令に則した規格品を多彩に用意しておき、時間や手間が余計にかかる特注部材の必要性を極力省きます。配管などにしても汎用部材で設計しておけば、いざ不具合が生じたときにも部品調達のリードタイムを最小化し、稼働停止リスクを大幅に低減できます。施工側にも、ユーザー側にも優しい設計、思考ですよね。これは設計におけるマツノ技研の極意だと思います。

 

夢、目標、そしてモットー

 

竹内 “実行が難しいことを明確に伝える”。“よくない方向への妥協はしない!”ということをモットーにしていきます。入社当初はいろいろとサポートしてもらってきました。設計に携わって3年目を迎え、「今ならひとりできる!」……って思うんです。

 

全員 お~!

 

渡邊 今の目標は新設というか、ゼロからの立ち上げですね。これはマツノ技研に入社した理由のひとつでもあって。それができる環境だと思っています。“根拠を持ったアウトプット”をしながら、根拠のある仕事をしていきたいと思っています。

 

樋口 私の立場からは、これから入社してくる人たちも含めてやりがいを持って向き合える、生き生きとできる。そのお手伝いをすることが第一の目標です。“プロとは何か?”をよく考えるんですけれども、「私だったら」と言える、人と違うことが出せるのがプロではないかなと思います。その上で、“自分の想いを込める”ということに信念を持っていられればいいですね。

 

松野 マツノ技研としてのモットーは誠実であること。さらに私が求めたいのは“美しさ”! 私は図面を見るときに必ず「美しいかどうか」を見ます。美しい設計は必ず効率的なんです。計算し尽くされた姿がそこにはあります。それこそがより良い設計だと信じていますから。そして未来に向けた、楽しい設計であってほしい。他社にはできないような設計を生み出す。そんな信念を持って歩んでいますよ。

 

液体燃料の未来を見据え

竹内 液体燃料はまだまだ社会に必要とされる存在です。安全に貯蔵する技術は欠かせない。自分たちの設計が、その一端に関われていることを誇りに思います。

 

渡邊 カーボンニュートラルの流れの中でも、燃料を“正しく扱う”という視点に変わりはありません。設計を通じて、新しい時代の燃料インフラを支えていきたいですね。

 

樋口 マツノ技研といえば油……というイメージが強いですし、そのブランディングは大切だと感じています。この分野ではまだ1年足らずの経験しかないので、油の展望までは語れませんけれど、私自身として油を楽しむことが大切だと感じています。楽しめていれば、必ずそこにニーズが生まれてきます。今は液体燃料の過渡期でもあり、これからかなっていう“風”を感じていますよ。

松野 液体燃料というエネルギーを貯蔵する行為は、今後も続いていくと確信しています。形は変わっても、求められる“安全”と“誠実”は変わらない。だからこそ、設計者一人ひとりが自分の技術を磨き、自由に発揮してほしい。マツノ技研は、その挑戦の舞台であり続けたいと思っています。

私には明確なビジョンがあるけど……その続きは、また次の座談会で話しましょう。

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